ギャンブルの還元率

日常生活でよくみる「○○%ポイント還元」などといった文言。実はオンラインカジノをはじめとしたギャンブルゲーム全般にも非常に大切な言葉であり考え方であること、ご存知だったでしょうか。

日本で楽しめるギャンブルは公営ギャンブルをはじめいろいろありますが、それぞれ還元率が違います。還元率を比較すれば、どのギャンブルが勝ちやすいのかがわかるようになります。そこで公営ギャンブル一やパチンコ 還元率、宝くじやオンラインカジノなど、ギャンブルの還元率を詳しく解説します。

ギャンブルの『還元率』とは何か?

そもそも『還元率』とは、そのゲームにおけるプレイヤー側の取り分のことを指します。日本語よりも逆に英語にしてみるとわかりやすいかもしれません。オンラインカジノやスロットの界隈では『RTP(Return To Player)』などという表記で書かれていることがあります。また『ハウスエッジ』とも呼ばれます。

計算方法は『総賭け金—控除率(ハウス側が引くパーセンテージ)=控除率』となります。

「プレイヤーに戻ってくる割合ってことは、還元率が100%切っていたら絶対に勝てないってことじゃないのか?」と、考えがちですがそういうことではありません。

実際に例を挙げてみましょう。

参加費1000円で『還元率90%』のゲームを2人で行ったとします。取り合う額は2000円…ではなく、還元率90%なので10%の200円をハウス側が控除した1800円を2人のプレイヤー間で取り合うことになります。

この結果、2人が900円ずつ手にしても。1人が1800円、1人が0円だったとしても、金額的には1800円を取り合っているので、結果こそ違えど、同じ『還元率90%のゲームだった』ということになります。

ギャンブルの還元率一覧【公営ギャンブル】【宝くじ】【カジノ】

ギャンブルの還元率ランキング

まずはギャンブルの還元率とは何かを説明し、ギャンブルの還元率ランキングをご紹介します。

ギャンブルの還元率とは?

ギャンブルの還元率は「ペイアウト率」とも呼ばれますが、賭けに対して払い戻される割合のことです。還元率が高いとギャンブルの配当率が高いことにつながります。

ただし還元率は集めまった賭け金に対して胴元から支払われる総額の割合なので、個人が平均的に受け取る割合ではありません。

人によっては還元率を超える配当金を受け取りますし、その一方で配当金を受け取れない人もいます。

還元率の算出方法は2種類あります。まずひとつは胴元があらかじめ手数料である「控除率」を設定し、賭け金から手数料を控除した残りを還元率とする方法です。もうひとつは提供するゲームそれぞれの理論的な還元率を計算して算出する方法です。こちらはあらかじめ理論値として計算するもので実測値とは異なる場合があります。

公営ギャンブルやパチンコ・パチスロは手数料を控除した残りを賭けた人に分配する割合になることに対して、オンラインカジノは理論値として算出します。

ギャンブル一覧の還元率ランキング

ギャンブル一覧の還元率ランキングは次のようになります。

1位:オンラインカジノ(93~98%)

2位:パチンコ・パチスロ(80~85%)

3位:競馬(70~80%)

4位:競輪(75%)

4位:競艇(75%)

6位:オートレース(70%)

7位:宝くじ(46%)

これはギャンブルの配当率が高い順番でもあります。私達に最も身近なギャンブルであるパチンコは、台の設定によっては100%を超える場合もありますが、平均すると80%~85%程度となります。

公営ギャンブル一覧と還元率

公営ギャンブル一覧と還元率を解説します。

競馬の還元率(70~80%)

ギャンブルの還元率 競馬

競馬 還元率は「競馬法」により払戻金を「売得金の70%以上、農林水産大臣が定める率以下の範囲内」と定められています。

競馬 還元率は賭け方によって違いがあり、「単勝」であれば80%ですが、5つのレースすべての1着を当てる「WIN5」は70%と低くなります。さらに中央競馬と地方競馬にも還元率の違いが見られます。

中央競馬はJRAが開催するもので、公営ギャンブルでは唯一、国が運営費を出資もしています。そのため控除のうち10%は税金として納めています。地方競馬は税金を納めることはなく、地域の振興や社会福祉などに控除の一部を充てています。

競馬 還元率は比較的高めとあって、競馬の市場規模はコロナ禍でも順調に拡大しています。

競輪の還元率(75%)

競輪の還元率は「自転車競技法」で「売上金の70%以上、経済産業大臣が定める率以下の範囲内で競輪施行者が定める」こととしています。

競輪の入場者数は年々減少傾向にありましたが、コロナ禍に入りさらに減少しています。ただしインターネット投票が増加していることもあり、2021年度は売上高が9,631億円を超えて前年度比128.4%と市場規模を拡大しています。

競艇の還元率

ギャンブルの還元率 競艇

競艇(ボートレース)は「モーターボート競走法」で「売上金の75%以上、国土交通大臣が定める率以下の範囲内で施行者が定める」こととしています。

2020年度の競艇の売上は2兆3,926億円で前年度比114%と増加し過去最高を記録しました。その理由としてテレビコマーシャルを積極的にに放映していること、ボートレースという言葉でイメージアップにつながっていることが考えられます。

また競艇場をリニューアルして女性も立ち寄れるようにしていることも、競艇の市場規模が拡大している要因と見られています。

オートレースの還元率(70%)

ギャンブルの還元率 オートレース

オートレースの還元率は「小型自動車競走法」により「売上金の70%以上、経済産業大臣が定める率以下の範囲内で小型自動車競走施行者が定める」こととしています。

2020年度のオートレースの売上は946億円と前年度比128%、4年連続の増加となりました。オートレースのみ実質的な還元率が70%とほかの公営ギャンブルより低いものの、一部レースでは控除率を20%にしたり、あるいはミッドナイトレースを開催したりとさまざまな努力により市場規模は緩やかに増加しています。

サッカーくじの還元率(50%)

ギャンブルの還元率 スポーツくじ

サッカーくじの還元率は「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」により「売上金額の50%を超えない範囲内において政令で定める」こととしています。ギャンブル 還元率の中ではかなり低い数値です。

2021年度のサッカーくじの売上は約1,131億円と、これまでの過去最高である2016年度の約1,118億円を超えました。1等最高12億円の「メガビッグ」と6億円が最高の「ビッグ」の売上が好調なのが理由と見られています。Jリーグが安定的に試合を開催できていることも、サッカーくじの市場規模が拡大している要因と考えられています。

サッカーくじの管轄は文部科学省となっています。

宝くじの還元率(45%)

宝くじは「当せん金付証票法」により「発売総額の五割に相当する額を超えてはならない」としています。実質的な還元率は45%とギャンブル 還元率の中では1番低い数値です。

宝くじの2021年度の売上額は前年度比0.3%減の8,133億円と、市場規模はわずかに減少傾向にあります。ジャンボくじの売上額は前年度比1.2%増の3,079億円とわずかに増えていますが、当せん金が出ないロト7が不調で購入控えの傾向が見られます。

宝くじの管轄は総務省となっています。

パチンコ・パチスロの還元率(80~85%)

ギャンブルの還元率 パチンコ・パチスロ

パチンコ・パチスロの還元率は80~85%とギャンブル 還元率の中ではかなり高い数値となっています。2020年の実績ではパチンコ 還元率はおよそ84%と高い水準を維持しています。

パチンコ・パチスロの還元率はお店の設定や機種のスペックなどにより異なるため、ユーザーはお店と機種の選び方により実際の還元率は異なるという性質を持っています。

パチンコ・パチスロの市場規模は年々減少しており規制も厳しくなっています。2024年5月からは大当たり確率の下限が1/320から1/350に引き下げられますが、その分だけボラティリティの高い機種が登場することも期待されています。

オンラインカジノの還元率(93~98%)

ギャンブルの還元率 オンラインカジノ

オンラインカジノはギャンブル 還元率がもっとも高く、勝ちやすいギャンブルだと言えます。

オンラインカジノ 還元率が高い理由

オンラインカジノ全体の還元率は93~98%とされています。仮に1万円を賭けたら平均で9,300円から9,800円の払い戻しを受ける計算です。

これほどギャンブル 還元率として高い理由は店舗を持たず設備投資にお金がかからないことが挙げられます。

人件費もランドカジノほど必要としないので運営コストがかからず、その結果として手数料である控除率を低く設定できます。

これがオンラインカジノ 還元率が高い理由です。

カジノゲームそれぞれの還元率

オンラインカジノにはさまざまなカジノゲームがあります。それぞれのカジノ 還元率をチェックしてみましょう。

スロットゲーム(約93%~99%)

ギャンブルの還元率 スロット

スロットは機種により還元率が異なり、殆どが93%~99%の間で、96%台のスロットが多いです。その種類はオンカジによって2,000にも3,000にもなりますが、中には還元率が99%を超えるものもあります。

ただしボラティリティ(当たりやすさ)も違うので、大当たりを出す人がいる一方でなかなか当たりが出ない人もいる点に注意しましょう。

ルーレット(約96.5%)

ギャンブルの還元率 ルーレット

ルーレットの還元率は約96.5%。賭け方により当たる確率が明確なので、実際に還元率に近い払い戻しがされるカジノゲームです。

賭け方は多いものの、ルーレットはルールが簡単なので初心者でもすぐに楽しめる魅力があります。オンラインカジノには様々なバリエーションのルーレットゲームが揃っていて、還元率はゲームの内容により少し差があります。

バカラ(約97%)

ギャンブルの還元率 バカラ

「カジノの王様」として人気のバカラの還元率は約97%。スピーディにプレイできるのが特徴です。バカラは高額を賭けるハイローラーに人気があるゲームなので、初心者には難しそうな印象を受けますが、実はバカラ ルールは非常に単純なので誰でもすぐにプレイできます。当たる確率もほぼ半々なので、高い還元率を誇ります。

ブラックジャック(約99%)

ギャンブルの還元率 ブラックジャック

カジノディーラーと1対1の勝負を楽しめるのがブラックジャックの魅力です。

多くのカジノゲームは、最初に賭けてあとは運を天に任せるというものですが、ブラックジャックはカードが配られてから状況に応じて自分でアクションを決められる数少ないカジノゲームのひとつです。

ブラックジャックゲームの還元率は数あるギャンブルの中でも最も高く、攻略法である「ベーシックストラテジー」を使うことで約99%という還元率に近い払い戻しを受けることが可能です。

ブラックジャックはカジノで最も勝ちやすいギャンブルと言われています。

スポーツベットの還元率(90~98%)

ギャンブルの還元率 スポーツベット

ブックメーカーで利用できるスポーツベットの還元率はおよそ90~98%ほどと、ギャンブル 還元率の中でもかなり高い数値になっています。

サービスを提供するブックメーカーや対象のスポーツ、さらに賭けの対象となるイベントのオッズなどにより還元率は異なります。オッズもブックメーカーにより違いますし、ユーザーが賭けるタイミングによってもオッズは変化するので還元率は変わります。

還元率が90%というのは、たとえば1つのイベントのオッズを合計すると90%になることを意味します。残りの10%がブックメーカーの手数料(控除)となりますが、どのブックメーカーもユーザーの満足度を高めるためにこの控除率を高める努力をしています。その結果、スポーツベットは全体的に還元率が高くなるということです。

『還元率』の落とし穴

とはいえ、還元率が高ければいいという訳ではありません。

例えば、ジャックポット搭載などの大きな配当を望めるスロットゲームなどは、そのジャックポットの当選も含めた『還元率』になります。つまり、ジャックポット機における還元率は「ジャックポットに当選しない」という条件下における還元率は、当然下がってしまいます。

あくまで還元率はギャンブル選ぶ際のひとつの目安として捉えると良いかと思います。とはいえ、カジノのゲームは軒並み90%台と、日本のパチンコやパチスロ、公営ギャンブルに比べてかなり高還元率。

「勝ちやすいギャンブル」であるということは数字で表れているということでしょう。

ギャンブル還元率についてまとめ

ギャンブル 還元率を比較してみると、オンラインカジノが圧倒的に高いことがわかります。これはオンラインカジノが勝ちやすいギャンブルであることを意味します。ただし還元率はすべてのユーザーが平均的に受け取れる配当率ではない点に注意しましょう。ボラティリティの高さによって当たりやすさに違いがあるので、オンカジサイトのカジノゲームはどれを選ぶのかも大切なポイントになります。

公営ギャンブルもネットで投票権を購入できますが、より還元率が高いオンラインカジノはスマホひとつで手軽に利用できます。登録すれば無料ボーナスをもらえるサイトもあるので、まずはオンカジサイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。

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